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伊藤将が序盤好投も2本塁打に泣く
序盤から毎回見どころのあるイニングが続いた。初回は2番を任された梅野がレフトフェンス直撃の2塁打を放つ。ベンチの起用に応えた。2死2塁から佐藤輝は高く打ち上げてしまったが相手の外野手が打球を見失いラッキーな適時2塁打となった。これで今季90打点、通算400打点。常人離れしたパワーで先制点を叩き出した。
2回には先発の伊藤将が鋭いピッチャー返しの打球に好反応。頭部付近のライナーをグラブに収めた。その裏にはスタメン抜擢の井坪が詰まりながらもレフト前に運び甲子園初安打を放つ。3回にも森下の2塁打などで満塁のチャンスを作った。
しかし序盤3回をパーフェクトに抑えていた伊藤将が4回に3点本塁打を浴びてしまう。押し気味にゲームを進めていたが逆転を許してしまった。さらに6回にも被弾。持ち味は発揮しながら7回にピンチを招いてイニング途中で降板と悔しいマウンドになってしまった。
「立ち上がりからいい感覚で自分のボールを投げることができていましたが、長打で試合をひっくり返されてしまいました。勝負所の1球が甘くなってしまい悔しいです」
リリーフしたハートウィグも2点適時打を浴びてしまう。6-1と5点のビハインドを背負うと打線も6回以降は9回2死まで無安打に封じられた。最後に楠本が移籍後初安打を放つもひっくり返すことは出来なかった。
勝つに越したことはないがベンチはすでに次の戦いを見据えている。中野が途中出場で大山は途中交代。楠本、原口は代打で出場とコンディション面に配慮しつつのゲーム運びだった。日本一に向けては順調だ。明日の先発は大竹。ポストシーズンへ向けて力強く腕を振る。